入れ歯の悩み

入れ歯とは

入れ歯とは

何らかの原因で歯を失った時に、口腔内の機能性や審美性を回復させる方法として入れ歯があります。
入れ歯には、すべての歯を失った時に使用する「総入れ歯」と、歯が1本でも残っている時に使用する「部分入れ歯」の2種類があります。
当院では患者さんの要望、口腔内の状態、歯を失った原因などに応じて、保険診療の入れ歯から、「クラスプ」と呼ばれる金属のバネを使用しない自費診療の入れ歯まで、様々な入れ歯を提案・提供しています。歯を失ったことがQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)の低下につながらないように、その人にとって適切な入れ歯を提供します。

入れ歯でお困りではありませんか?あきらめていませんか?

  • 痛くて寝るときはずしている
  • 接着剤をつけないと落ちてきたし浮き上がったりする
  • 物を噛むと入れ歯が動いてうまく噛めない

たとえ保険診療でも、きちんと作ればそういう状況を改善できるかもしれません。
最近の研究では、自分の歯が少なくて入れ歯を入れていない、もしくは入れ歯が合わなくてうまく噛めない人は良く噛める人に比べて1.9倍認知症になりやすいということがわかってきました。
また、入れ歯を入れていない時間が長いと入れ歯を外した時に特有のしわが口の周りに深く刻まれてしまいます。入れ歯の形1つで口元が更けたり若返ったりもします。
今や長生きは当たり前
いつまでも元気で若々しくあるために、おいしいものを楽しむために、自分に合った入れ歯でよく噛めることは大変大事なことなのです。
症例にもよりますが、総入れ歯を作るなら治療回数4回、そのあと調整に何回か、歯の治療に比べたら通院回数も少なくて済みます。
遠くから来られた患者さまに「結局は少し遠くても最初からここに来た方が早かった」
といっていただくこともあります。
歯科治療において入れ歯ほど単純でそれでいて正しい知識、正確な技術、豊富な経験が求められるものはありません。
さかき歯科はそういう入れ歯や噛み合わせで困っている患者さまにとって【なくなったら困る歯科医院】を目指しています。

  • 入れ歯がすぐに外れる
  • がたつき、痛みなど、装着時に違和感がある
  • ものを上手く噛むことができない
  • 食事中に入れ歯が外れることがある
  • 何度調整しても、入れ歯が合わない
  • 他院で作った入れ歯の調子が悪い
  • インプラント以外の治療で、歯の機能性を回復させたい

良く噛める入れ歯は「大きさ」「厚み」「歯茎との密着度」「歯の位置」が重要

入れ歯の精度を決定づけるポイントは、大きく分けて4つあります。「大きさ」「厚み」「歯茎との密着度」「歯の位置」です。歯科治療において、入れ歯ほど単純で、それでいて正しい知識、正確な技術、豊富な経験が求められるものはありません。
当院ではこの4つのポイントにこだわり、20年以上の臨床経験をもとに入れ歯のお悩みにお応えします。

大きさ

入れ歯が大き過ぎると、頬や舌の力で外れたり、浮き上がったりすることがあります。反対に小さ過ぎると、入れ歯と歯茎の間に空気が入りやすくなり、吸着が悪くなることがあります。
そのため、会話中などに入れ歯が剥落したり、入れ歯と歯茎の間に食べかすが詰まりやすくなったりするのは、入れ歯の大きさに原因があると考えられます。

歯茎との密着度

入れ歯が歯茎に均一に密着していないと、がたついて上手くものが噛めなくなる場合があります。歯茎の状態は常に同じではありません。
時間の経過とともに、歯茎の土手が少しずつ痩せていき、入れ歯との接着部分の状態が変化する場合があります。そのため、快適に入れ歯を使い続けるためには、入れ歯の樹脂を定期的に合わせ直す必要があります。

歯の位置

普段は問題ないが、食事中に入れ歯が外れたり、痛くて噛めなくなったりするのは、入れ歯の歯の位置が歯茎の土手から外れていたり、上下の噛み合わせが上手く噛み合っていないことが原因であると考えられます。上下の歯の位置関係を直すだけで入れ歯が安定してしっかり噛めるようになることもあります。

厚み

入れ歯の厚みは、歯を失った部分の歯茎の骨の量により決定されます。
厚過ぎると、舌がもつれたりするなどの違和感が生じる場合があります。反対に薄過ぎると、入れ歯が歯茎に食い込んで痛みが生じたり、頬との間に食べかすがたまりやすくなったりする場合があります。

入れ歯はその日のうちに調子を良くすることができることも

入れ歯はその日のうちに調子を良くすることができることも

歯周病や噛み合わせの治療とは異なり、入れ歯は不具合の原因によってはその日のうちに問題を解決して調子を良くすることができる場合があります。
他院で何度通ってもうまくいかなかった入れ歯がその日のうちに痛くなく噛めるようになるというような典型的な症例もあります。入れ歯が合わない、入れ歯がすぐ外れる、入れ歯が痛くて噛めないなど入れ歯でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談下さい。

入れ歯をより良くするために

アタッチメント義歯

さらに入れ歯の安定を求めるなら
歯が少数でも残っていれば、その歯にアタッチメントという入れ歯と歯を引っかける装置をつけて入れ歯が外れないようにすることができます。
アタッチメントを使えば義歯は落ちてきませんから上あごの真ん中を覆わないU字型の上顎義歯を作ることもできます。
上あご部分がありませんから気持ち悪さが軽減されより自然な感覚にできます。

オーバーデンチャー

歯が一本も残っていない場合はインプラントを利用してアタッチメントをつけることもできます。 インプラントを歯のいいところに2本入れて入れ歯を安定させます。
併用義歯の場合、インプラントだけの治療に比べると本数も少なく済み、普通の総入れ歯に比べて入れ歯がしっかりと固定されますので浮ついたり外れたりしません。
また、上顎義歯の場合上あごを覆わないU字型の違和感の少ない入れ歯が作れます。

当院の入れ歯は基本的に保険診療で行わせて頂いております。 ただ、患者さま一人ひとりの噛み合わせや生活スタイルを考慮し、自費の入れ歯(オーバーデンチャーやアタッチメント義歯など)をおすすめする場合もございます。
オーバーデンチャーは顎に数本だけ埋め込んだインプラントを支えにし、取り外し式の入れ歯を装着する新しい方法です。
通常の入れ歯は歯ぐきで噛む力を支えますが、オーバーデンチャーはインプラントの土台があることで通常の入れ歯よりしっかり固定されよく噛めるようになります。
また、アタッチメント義歯は磁石を用い入れ歯を固定する方法で入れ歯であることが見えにくく、かつ食事や会話がしやすい方法となっています。
当院では患者さまに見合った治療をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。

アタッチメント義歯・オーバーデンチャーの料金

料金:110,000円~330,000円(税込)

アタッチメント義歯・オーバーデンチャーのメリット

・噛む力が高まり、認知症予防につながる
・入れ歯が安定することで食事や会話が快適になる
・総入れ歯の方でも本数の少ないインプラントだけで済み、経済的、身体的負担が少ない。(オーバーデンチャー)

アタッチメント義歯・オーバーデンチャーのデメリット

・保険適用でないケースが多い

お問い合わせはお気軽に

堺東駅の近くで歯医者をお探しなら、さかき歯科までご来院下さい。当院は虫歯や歯周病をはじめ、入れ歯、顎関節症などのお口の症状を総合的に診療しています。